JSTQB Advanced Level (TA)を受検したので、忘れないうちに感想と勉強法をまとめてみる
記憶が新しいうちに記事を書こうと思い立ったが吉日...ずるずると 2週間以上経ってしまいました。。タイトルにある通りJSTQB Advanced Level (TA) を受検してきましたので、所感、および再チャレンジをすることになった場合に備えて勉強法をまとめてみたいと思います。 試験の合否結果がそもそもまだ出ていないので、合格必勝法とかそういった類の記事ではないので悪しからずお願いします。
そもそもJSTQB とは
一言でいうと、ソフトウェア技術者の認定資格です。 基礎的な知識を扱う、Foudation Level 、発展的なスキルを問う Advanced Level (テストアナリスト、テストマネージャの2種)があり、今回はAdvanced Level(テストアナリスト)を受検しました。 なお、私が受検する前の試験(2017/2/11)の合格率は約 6% 程度だったそうです。
受検を終えての所感
これまで〇〇年の人生の中で様々な筆記試験を受検する機会がありましたが、それらと比較して感じたことは以下の 2 点でした。
1. 試験問題の冊子分厚っ!
全 60 問の設問に対して、問題冊子がなんと 60 ページ超もあり、問題文を読むのがそもそも大変でした。というか時間が足りず、終盤は問題文を拾い読みする羽目になりました。
すべての文章を読まずとも答えを導けるようにはなっているように思えましたで、事前に例題を読んで問題の形式は把握しておいたほうが良いかと思います。
2. 試験時間ながっ!
試験時間は 3 時間です。休憩なしです。トイレに行きたくなった場合には、試験官が付き添ってくれますが、1 でも触れたように時間との闘いになるので、トイレは試験前に済ませておきましょう。
出題傾向
(詳細は、Youtube の過去問開設セミナーを視聴するのが確実かと思います。) 形式としては、以下の 3 つ に大別できるかなと感じました。
シラバスに書かれている知識を問う問題
与えられたテストプロジェクトの状況(納期の制約や、品質上の課題など)から適切な対策を選択させる問題
与えられたテストベースから、指定のテスト技法を用いて、適切なテスト項目を導き出す問題
このうち、(3) のテスト技法に関して、今回(2018/02/10)の試験ではクラシフィケーションツリー、ユースケーステスト、デシジョンテーブルが多数出題されていました。というか、それ以外の技法があったかも思い出せないほどに何度も解くことになったので、いわゆる流行だったりするのでしょうか。。
勉強のポイント
試験前に行える準備のポイントは以下の 3 点かなと思います。
出題形式に慣れておく
テスト技法を「使える」ようになっておく
シラバスに書かれている内容を覚えておく
(具体的な内容は後日追記予定)
【備忘録】centOS7 で tcpdump する
centOS7 で tcpdump がうまく開始されないと問合せを受け、
色々試してみたところ勉強になったので、備忘録として残しておきたいと思います。
題材: うまくいかないコマンド
$ tcpdump tcp tcpdump:
試行1: 実行権限の確認
tcpdump には root 権限が必要なので、 sudo するようにコマンドを修正
$ sudo tcpdump tcp tcpdump: NFLOG link-layer type filtering not implemented
NFLOG のフィルタは実装されてません、とのことらしい。
試行2: ネットワークの確認
インターフェイスのリストを見てみる。
>||
$ sudo tcpdump -D
1.nflog (Linux netfilter log (NFLOG) interface)
2.nfqueue (Linux netfilter queue (NFQUEUE) interface)
3.ens160
4.any (Pseudo-device that captures on all interfaces)
5.lo [Loopback]
|
あ、NFLOG が1番になってる。
試行1 のエラーから推察すると、 tcpdump で interface を指定しない場合には
リスト番号の一番小さい interface を指定する模様。
ifconfig したところ nflog は定義していないので、上記のエラーが出ている、と。
なので、-i オプションで明示的に interface を指定する。
$ sudo tcpdump -i ens160 tcp tcpdump: verbose output suppressed, use -v or -vv for full protocol decode listening on ens160, link-type EN10MB (Ethernet), capture size 262144 bytes
無事 tcpdump が開始された。
今回のまとめ: tcpdump 利用時の注意点
1. root 権限で実行する(試行1 より) 2. interface をちゃんと指定する(試行2 より)
普段はダンプしたいインターフェイスを絞った上でコマンドを作成するため
気づきませんでしたが、今回勉強になりました。
centOS6 系列で tcpdump -D の結果を比較すると、挙動の違いの理由が分かりそう
な気がしています。後日やってみよう。
(追記: 2018/05/05)
PC を新調して、 仮想で centOS6.X 系を立てたので、tcpdump -D を確認してみました。
default の状態で 1 番が eth0 に指定されていました。
eth0 は WAN に抜ける interface として利用しているので、centOS6.X 系列ではtcpdump 対象として
インターネットとの通信を重要視しているということなんですかね。
[root@CentOS conf]# tcpdump -D 1.eth0 2.nflog (Linux netfilter log (NFLOG) interface) 3.nfqueue (Linux netfilter queue (NFQUEUE) interface) 4.eth1 5.usbmon1 (USB bus number 1) 6.any (Pseudo-device that captures on all interfaces) 7.lo
オプションなしで tcpdump も実行できました。
[root@CentOS conf]# tcpdump tcpdump: verbose output suppressed, use -v or -vv for full protocol decode listening on eth0, link-type EN10MB (Ethernet), capture size 65535 bytes
「去年と今年で変わったこと」
年も明けて何か違うことをしてみよう。
ということでブログを開設してみたは良いが、扱うネタもままならずという状況。
そんな中で有識者の方から、お題を頂きとにかくまずは記事を作成することにしました。
お題は、「去年と今年で変わったこと」
そのお題からひねったりせずにそのまま、現状把握を目的として、ひとつ文章に起してみることにしました。
閲覧者の方々に何か実りを提供できるような記事ではありませんが、どうかご容赦ください。
GOOD
ネットワークインフラに触れる機会が多かったこともあり、サーバ構築やルータ操作などにある程度の知見がたまってきた。と、いいつつ CentOS7 からコマンドががらっと変わったことを把握しておらず偉い目にあったりしているので、初級者も良いところ。基本的に trial and error が知識習得の手法となっているので、体系的に知識をインプットしていくのが次のステップ。
GOOD
テストエンジニアなため、テストプロジェクトを回すのがお仕事。
そんな中で、ドメイン知識の不足により、そのキャッチアップに苦心していた去年であったが、今年に入って知識も蓄えられ、テスト対象の品質をいかに改善していくか、という取り組みに脳みそのリソースが割けるようになってきたなと感じる現状。
今年は標準的な開発プロセスだとか、標準的な品質測定、とかそういった「標準」というキーワードに目を向けて勉強していきたいと強く想う。
BAD
正直なところを言うと、情報発信をすることに恐怖心を持っている。
最近改善傾向にはあるものの、社会人になってすぐの、兎にも角にも前しか見ていなかった時には程遠いなと最近ようやく気付いた。
テストエンジニアとして、社会人として否定されて改善して強くなっていくというのはごく当たり前のことで、何事も発信しないと始まらない。
心の在り方を変えていくというのは直近の課題かなと考えている。
次回の記事で、実現したいことをどのように解決していくかリストアップしていければ良いかなと思い当たったところで締めとしたい。